Legend on Ice
Legend on Ice|40回大会記念スペシャルサイト|2018NHK杯国際フィギュアスケート|NHK レジェンドオンアイスで共演した7人のレジェンドスケーター!髙橋大輔、鈴木明子、伊藤みどり、本田武史、織田信成、荒川静香、川口悠子の映像をお届けします。 https://www.nhk.or.jp/figure40/legend/movie.html
さすがに前週名古屋に居たので、広島まで行くことはできず、せめてという思いで、二子玉川の8Kライブビューイングを見に行くことにしました。
前日に用事があって二子玉に行っていたので、帰る前に会場を覗いてみると、ちょうど女子フリーの最終グループ。
今は整理券なしでも入れると言われたので、会場に入るとかなり広い。前の方にも空席があったので前方の端から観戦。
映像もさることながら、音の臨場感が凄い。本番会場の歓声か、この会場の歓声か分からなくなるぐらい。演技中は手拍子まで起こりました。
しかも小さな音まで拾うから、紀平さんがキスクラを去る前にボソッと「よかった」とホッとした風に呟いた声までも聞こえるし、ミーシンさんがリンクサイドで演技前のリーザの飲み物のキャップを落とした音まで響くのです。
これで心が決まりましたが、問題は整理券を貰うためにどれだけ並ぶかというところ。ツイッターを見ていても、あまり呟いてる人がいません。朝10:30からの配布、元々は開始する直前13:00頃行けばいいかとも思ったのですが、不安になり、10時を目指したものの、実際着いたのは10:25頃💦既に長蛇の列。
係員さんにまだギリギリ大丈夫という言葉を頂き、並んでゲットした番号は130番台。定員は200人とあったので、意外と大丈夫だった!
一度、家に帰り13時頃を目指して再度二子玉へ。
整理番号順に30分以上並ばされ、やっと中に入るとなんとか前方の右端の席に着席できました。
しばらくして、司会のお姉さんが出てきていよいよショーの中継が始まります。
初めは、現地の様子が映り、現地スクリーンにビートルズ白衣装の大輔さんが映っているのが小さく映ると、こちらの会場でも歓声が。
大方大輔ファンの模様♪
ショーが始まり、出演者が順に紹介されてリンクインする。大ちゃんの時には日本語での紹介に続いて、英語では「Daisuke Takahashi Bronze medalist at the Vancouver olympic game IS BACK!! 」と復帰を強調(﹡´◡`﹡ )
全員が氷上に揃うと、今年あらゆるアイスショーで使われてきたグレイテスト・ショーマンの曲に合わせてメンバーが舞い始める。
あのジャ・ジャ・ジャンという音楽に合わせて、一回一回ポージングする振付。大ちゃんが大きくズームされてたわけではないけれど、会場でも小さく歓声が上がる。
大ちゃんはそりゃもう美しくて、全部がキマってて、同じ振付してるのに異世界にいるぐらいに感じるオーラがあって、そうだ、復帰してからショー初めてだ、やはりこんなとこも成長してるんだと胸熱。(家帰って録画を見たらここが映ってなくてショック😭8Kは映ってたと思う)
スライディングしていくところもめっちゃカッコイイ!
と長くなってしまったので、大ちゃん部分だけで進めます(^^;)
たけし先生、オダくん、ゆうこさん(+たけし先生)、あっこちゃんの演技が続き、いよいよ大ちゃん。「お帰りなさい、高橋大輔選手」というアナウンスで深いブルーの衣装に身を包んだ大ちゃん。
この衣装凄く好き。
静かにThe Sheltering Skyが流れる。
青い照明は海の中のようでもあり、月明かりだけの砂漠のようでもあり。
そこにあるのは本当の静寂。
揺蕩う光なのか影なのか。
音楽が流れているのにそこには静寂があって、無があって、でも悲しみがある。
いや、深い悲しみの先にある無なのか。
物悲しさをたたえながらも淡々と繰り替えされる旋律。
ルッツの前のところで不穏な音に。
まるで何かが渦巻くように。
そこで右回りにクルクルステップした後、左回りのルッツ、そしてシットスピンへ。
何かに飲み込まれそうになったのか?
一瞬の静寂から強い音へ、と共にクルッと回転しステップへ
(正直、私はここの歓声はやめて欲しい。世界観が崩れる気がする)
意思を持って前に進む、そう覚悟を決めて。
その先に何があるかはわからないけれど。
ポエムってみた(笑)
西日本選手権のSPの映像は最悪だったので(ホント演技中に観客席とかいらないから😠)、試合の緊張感もなく、その美しさを堪能。
ジャンプもアクセルの着氷が乱れたけど、それ以外は完璧。ショーなのにコンビネーションもばっちりでした。
本当に美しくて儚くて、でも力強いその世界に飲み込まれたのでした。
確か8K映像ではステップが進行方向からの映像が多くて、スピード感が分かりづらかったのが残念だった。
そして、まさかのアンコール!曲はもちろんマンボ。
ってとこで会場笑いが起きる。現地の声も入ってたのかな?
ツイッター上で前日までに「アンコールマンボだったら笑える」なんて話題が出てたせいです。なんでも現実にして、期待を裏切らないオトコw
一曲フルで滑った後にこれはなかなか鬼です、NHKさん。
で、滑り出したらびっくりだよね。
疲れてるはずなのに、深いエッジワーク、キレがあって音を完璧に捉えた動き。それなのに1つ1つの動きに全て品がある。全ての動きに意思がある。
やっぱり全然違う!
この後にあったレジェンドの部屋で、2010年の画像と比較して「上手くなってる!」とオダくん、あっこちゃん、さらにはご本人も言ってましたが、それは当たり前。
2010年と最後のシーズンだった2013年ではもう全然滑りが違っていたし。そこと比べようよ💦
大ちゃんの出番が終わり、荒川さん、みどりさんと続いてフィナーレへ。
フィナーレのコラボ曲も期待してなかったのに良かったんだ。ってか今の大ちゃんが滑ればなんでも美しくなるのかも。
女性スケーターもいるし、女性ボーカルなので優しい、繊細な動きが多いのに、もうホント全部美しい。なんかちょっとおかしいレベル。
最後、人差し指を立てるポーズも、そこにいくまでがなんというか繊細すぎてもう。。。
今の大ちゃんなんか本当に凄い。
身体さえ健康で、思うように練習が積めたなら、あのスケートはどこまで行けるのか見てみたい。見たことのないものになるのかもしれない。