君に会えてよかった
なんとなく心が疲れたときはこの曲を聴くと癒される。
現実世界でこんなことを言ってほしいとかそういうのじゃなくて、歌で聴くからいいんだと思う。
動画お借りします。
ファンの方なら周知の事実だが、この曲は2枚のアルバムに収録されていて
河口京吾さんの作曲で作詞は藤井さんと河口さんの共作である。
初めに収録されたのは『奇妙な果実』というアルバムのなかで、2度目が昨年リリースされた『Life is Beautiful』。
上にリンクした動画にあるのは、2度目にリリースされた方のアレンジで、もともとはサビがなかった。
たぶんサビが増えたことにより、ゴージャスになったと思う。うーんなんだか言葉にすると軽い・・・。
歳を重ねたからこそ、こういう穏やかな日常の中で小さな支えになれる、そういうことの有難さ、そういう感情を持てることへの感謝の気持ちが湧いてきて、少し暖かい気持ちになれる。
甘いラブソングのようだけど、もちろん恋人同士とか夫婦とかそういう関係でのものを想定しているに違いないが、それだけじゃないと思う。
誰でも日常はなんとなく心とか何かをすり減らしながら過ごしていて、ものすごくつらいことがあるわけじゃなくても落ち込んだり、疲れてしまったりすることがある。そういう時に、家族とか友達とか、私にとっての藤井さんや大ちゃんのような存在の人とかに、気づかない間に救われてることはたくさんあると思う。もちろんそれが直接自分に対しての言葉や行動じゃなくても。
君に会えてよかった、君がいてくれてよかった、そしてそのことに気づくことができてよかった。そして自分も誰かにとってそう思ってもらえる人間でいられるのか。そういう日常の感謝と小さな幸せの感じ方を教えてくれるのかもしれない。
ちなみに初めにリリースされた時のツアーでは、この曲がオープニングで、アカペラで始まる歌いだしがなんだか荘厳で印象的だった。
この時点ではとても短い曲だけど、この伴奏のほとんどないアレンジも声の良さが際立って素敵だ。
動画お借りします。
『Love Songs』ツアーより