大山詣で
突然思い立って、大山詣でしてきました。
現在の246と呼ばれる道は、大山街道と書かれていたりもして、昔大山詣でに行く人が通った道だっていう話を聞いたことがあって、大山というのが気になってたのです。
調べてみると交通の便も良くないし、あまり人はいないのかと思いきや連休中のせいかたくさんの観光客・・・というか登山客?
参拝というより、ハイキング目的の人のほうが多そうでした。もちろん私はケーブルカーを使いましたけど、本当は頂上近くに阿夫利神社の奥社があるらしくいってみたかったのですが、今回は準備不足ということで諦めました。
山の中腹に阿夫利神社の下社と、そのもうちょっと下に大山寺というお寺があります。
街道ができてしまうほどに、古くから人々に信仰されていた山っていうのは興味深いです。
しかも阿夫利は雨降とも書くようで、つまりは雨乞いということでしょうか?
私たちの祖先がそうやって自然の力を畏れ、そして祈ったということかなと思いました。
日本における神社とか寺っていうのは、もちろん宗教という観点で見たら全然別物なんでしょうが、
今の時代の宗教という言葉から連想される個人的なものではなくて、もっと生活に根付いたものだったんだろうなと思います。
そこから文字も歌も踊りも生まれたんだろうなんて思うと、現代の文化もビジネスも生活もそれぞれが独立して進化したのか、ただ形骸化してしまったのかわからないですね。
そんなことから、神社仏閣を訪ねるのは結構好きです。信心深くもないとは思うんですけどね。