優しくなくていいから

悲しい顔はしないーでー♪

日経Web記事2013-08-06

数日前に日経の紙面と会員限定の記事で出ていた内容とほとんど同じだが、

モロゾフ氏のインタビューが通常のWeb記事としてあげられていた。

記事のタイトルは、『「ソチで金を」 モロゾフ氏、高橋に懸ける思い熱く』

感想としては、前回とほとんど変わらないが、おそらくこのインタビュー内の言葉の中にいろいろな気持ちが込められているのだろうと思った。

昨シーズンから、もう一度タッグを組むことになった元愛弟子、彼の才能は元々分かっていただろうし、自分と離れてからどれたけ成長したかも、試合を見る度に感じていたに違いない。

しかし、実際にもう一度教える立場になり、その実力、才能の凄さにモロゾフ氏自身も圧倒されたのかもしれないな・・・。なんてね・・・。

神戸のリンクオープンの時の『月光』ニュース動画を何度も見ながら、ステップのあのスピードの中での音楽に合わせた細かい速度の変化などの完璧な動きのコントロール、素早いのに音楽とシンクロしていることに全く違和感を感じないなめらかで自然な所作にまたもや虜になっている自分がいる。

と、まぁ、フィギュアスケートのことなんてろくに知りもしない私の思いなど取るに足らないが、モロゾフ氏は、批判はたくさんあっても大ちゃん曰く「スケートへの思いは熱い人」(というニュアンスのことをどこかで言っていたような・・・)。

その人が、「大輔がやりたいことをやってソチ五輪で勝ってほしい。」というのは、どういうことか。

彼が言う「若いころは結果を出すのが重要だった」のは、選手にとってもコーチである自分にとっても評価につながるからだろう。それは決して悪いことじゃないが、目的は内に向かっている。

「大輔がやりたいことをやってソチ五輪で勝つ。」こと、それはきっとフィギュアスケート界のプラスになる。その先に良い流れを作る。フィギュアスケートの未来をあるべき方向へと導く、そんな思い・望みがモロゾフ氏の中にあるのではないかと思ってしまった。