12月1日＠名古屋センチュリーホール

12/1は藤井ライブ＠名古屋、このツアーはもう完成形になってる。セットリストは横浜2日目と同じ。

やはりもう『さよならをもう一度』は聞けないんじゃないかと不安になる。

しゃべってるときのキーは少し低めなので、ツアー中だから喉を酷使してる感じだけど、歌うときはむしろ艶っぽく感じる。歌詞や構成等に全く不安がないからか、本当に魂を削るような歌い方で、その全部のかっこよさに改めて感動した。

特に『Blue Rain』は凄かった。「冷えた十字架・・・」から「夜明けの雨音だけが～」への切なさ、悲しみを体中から絞り出しながら歌って、その場の空気を完全に変えてしまう。

あぁ、こういうところに惚れたんだったと思う。

この間はライブハウスの特別イベントだからかと思ってたけど、このクオリティと全力度でこのツアー日程をこなしているんだと思うと、本当に脱帽する。痩せたように思うのも、１公演の消費量を想像すると納得してしまう。

昔の曲はある程度感情をシンプルに表す曲が多いのと勢いがあるものが多いから、まっすぐに力いっぱい歌うのかも。

あれを聞いてしまうと今日のFNSはなんだかテンポ早くしてあるし、短いからすごく残念に思ってしまう。まぁ、あそこであの勢いで歌ったら周りが引くか・・・。バンドメンバーの伴奏だったらもう少し自由に歌えたかもね。

でも、明日もライブなのにテレビにも出てくれてありがとう。良かったと思います。

私自身は正直落ち込み気味で集中力に欠けてたのに、彼の相変わらずのカッコよさ、惹きつける力強い歌声には改めて驚き、うれしかった。

重ねた年月は嘘をつかないってことを教えてくれたのかもしれないな。