優しくなくていいから

悲しい顔はしないーでー♪

前だけを向く

本当に言葉がなくて、とにかく怪我が一日でも早く治癒するように祈ることしかできない。

仕事中にこのニュースを見て、とにかくびっくりしてしまい、一瞬頭が真っ白に、、、

その後は頭が回らないかと思いきや、ものすごい勢いで仕事をしていた自分がいた・・・。

すごい勢いで作業をしてる中、(仕事でチャットを使ってるので)3人の外人から同時にチャットで話しかけられ

それに並行して返事をしながら作業も進めてるというよくわからない状況で、余分な思考回路を停止。

これがその時の私の現実逃避法だったのかも。

今は、彼が一番つらいだろうこの状況で、何一つできることはないから、私は私のやることを全力でやったのかもしれない。

自宅に戻り、たくさんの方のツイートやブログを読ませてもらった。

たくさんの人のいろんな思いが、そこにはあった。

今はまだ、ぐるぐると気持ちは落ちつていなくて、希望と不安がごちゃまぜの状態。

でも、NHK杯のあの命を削っているかのような演技、表情を見ても、

怪我の話が頻繁に話題に出てくるようになったのを見ても

正直言って、心も体もどこまでもつのだろうか・・・という不安がずっと心の片隅にあって、

GPFの欠場は、そうするべきだったのかもと思っているところもある。

オリンピックの選考に有利とか、ランキングがとか、地元開催だしとか、最後かもしれないしとか、

そんな皮算用をしなければ、休息を取ることの方がずっと大切。

ほとんど同じような気持ちで昨シーズンの四大陸選手権は出てほしいと願って、あの結果だった。

あの試合も欠場を考えなかったわけではないだろうが、楽しみにしてるファンの気持ちを思い、

自分を選んでくれたことに感謝をし、きっとスポンサーや連盟のことも考えて、彼は出場することを選んだ。

だけど、昨シーズンの後半2試合の結果を見て、それが正しい選択だったとは言えない。

それを思ったら、今回の欠場は必然なのかもと思えてきた。

痛みを訴えたのは、西宮のリンクだったとか。

膝の痛みもずっと続いていたはずなのに、練習時間を増やすことはリスクがあると本田先生も言っていたのに、

NHK杯が終わっても、まだ、関大のリンクだけでなく練習量を増やしたままだったのか、と思う。

そんな中でたくさんの取材も受け、メディア対応もして、笑顔を作って、もうまるで全速力で突っ込んでいくかのように過ごしていたんだなあって。

フィギュア戦国時代の"エース"に対するたくさんの人々の期待に全部答えようとしてたんだって、分かってはいたけど痛感した。

今は体を休めて、機が熟すのを待とう。

これはあなたにとって必要な休息。

世界中のファンが、あなたのスケートを愛する人たちが、『高橋大輔』の復活を信じて待っているから。