バース・デイ
昨日TBSのバースデイという番組で大ちゃんの特集がありました。
随分長いインタビューをしたそうですが、ほんの30分の番組。しかもすべてがインタビュー内容ではないので、ファンとしては、うーんって思うところもありました。全部の話の流れを見ないと、掴めないような気がするので。
まぁ、スターズオンアイスの宣伝の為にやむなく出演したのでしょうが。
引退会見以来初めてのテレビ出演で本人曰く「何もしてないですから」ということですが、オリンピック後みたいに激太りもしてませんしw、髪型や服装も落ち着いた感じなので、精神状態も落ち着いてるのかなぁと推察(←なんじゃそりゃ)
感想はというと、本当に相変わらずの自己評価の低さでして、本音をいうと、試合のように分かりやすく自分を発散でき且つ評価してもらえる場所がなくて、この子の自己評価はこのまま地の底まで落ちていくんじゃないかと心配になりました(笑)
他人を立てる為に自分を卑下することを全く厭わない、ってのもファンからするとハラハラするもんです。
しかも引退したんだから、もう『自分は裏方』的な思考回路なんじゃないかと推察します。
引退をする理由(と番組が言っていた部分)についても、言葉だけ取るとトップ争いにさえ入れず惨めになるのが嫌だからとのことでしたが、「ヒザの(怪我の)ことがなくても?」と問われると、「何言ってんの?」ぐらいの顔で(オイオイ)、「いや、全然、気持ちの問題です」とか言っちゃう辺り、まだ全然現役気分抜けてないなぁと思いました(私はですよ)
だって、本当に引退するならもう「体力の限界、気力の限界、怪我の後遺症もあります」でいいじゃないですか。フィギュアスケーターとしては充分な年齢である28歳まで続けたんです。大きな怪我もありました。ちゃんと克服して結果も出しました。もう今更、怪我のことを一つの理由にしちゃダメなことなんてあるのでしょうか。影響がないわけないことなんて誰にだってわかるんですから。
裏を返せばただ一つ「気持ちさえ強く持てれば、まだまだトップで戦える」と彼自身が思ってるってことかなと。まだ怪我に負けたくない、負けないというプライドですよね。
そして、もう一つ感じたのは、昨シーズンのすべてを彼は自分の心の弱さが原因だと思ってるんだなと、そしてそんな自分を全く許してないんだなということです。怪我を含めてすべてをです。
『引退宣言』は自分の心の弱さへの罰だったりして・・・。
いや、ほんと、マジでスケートバカ。
なんかあれですよ、わざと復帰するにはとてつもなく高いハードルを自ら課してる・・・?と感じた次第です。
いやぁ、結構な頑固者ですよねぇ。
この先、彼がどんな風にこれを乗り越えるのか、かわすのか、全然違う発想を出してくるのか分かんないけど、その地を這う自己評価をもう少しあげてほしいなぁ。
それを真に受けたマスコミの報道にヒヤヒヤするファンの気持ちを考えてほしいです・・・(ムリか・・・)
フィギュアスケートは自分に居場所をくれた、「僕の中ではですよ!」とか言われたら、オイオイあんたが「フィギュアスケートは僕の居場所です」って言って異論反論唱えるヤツは世界のフィギュア関係者探したっていね~よっって思うわけですよ。居たところで少数派です。
まぁ、いいです。そういう性格ですもんね。
ごちゃごちゃ言う割にいざとなるとなんかとんでもないことしたりとかするし。
そこが面白いと思ってますよ、はい。
って番組の感想じゃないな・・・。すみません。