世界中から愛されるスケーター
以前にも何度か記事にしたことのあるInsideskating.netというサイトで、もう1ヵ月も前になってしまいますが、男子のフリーが終わった後に書かれた記事がありました。ここです。
内容的には優勝したゆづ君を中心とした男子の総括的な記事だと思いますが、高橋選手部分だけ訳してみました。
いろいろとネットをさまよっていると海外記事を訳してくださってる方がたくさんいますが、6位という順位でも五輪フィギュア総括で特別に高橋選手の事には触れてくれている海外記事も多いように思います。本当に愛されてるスケーターなんだなと実感してしまいます。
いつもどおり翻訳には自信がないので、原文も載せておきます。
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As for me, the highlight of the night was Daisuke Takahashi's Olympic performance.
私としては、この夜のハイライトは高橋大輔のオリンピックパフォーマンスだった。
Struggling with doubts and a knee injury during the past months, the Japanese wanted to skate beautifully at his third Olympics;
この数ヶ月間、膝の怪我の不安に苦しみながら、この日本人は彼自身の3回目のオリンピックで美しくスケートしたかった。
and, presumably, his last event as a competitive skater.
そしておそらくは、彼の競技スケーターとしての最後のイベントだった。
He wanted to be vivid, full of power, confident in Sochi; and he definitely was all of the above.
彼はソチで、生き生きと、力が満ち溢れ、自信に満ちていたかった。 そして彼は確かにすべてその通りだった。
But, most of all, he was grateful and serene.
でも、とりわけ、彼は感謝で溢れ、穏やかだった。
And I absolutely loved the large smile on his face all along the routine;
そして、私は間違いなく演技の間中ずっと彼のそのたくさんの笑顔を愛した。
the Japanese skated his heart out – and even drew one in the air.
この日本人は心を込めてスケートをし、ー そして空中に描いてみせた
Waiting for his scores, he looked happy and in peace with himself;
得点を待つ間、彼は幸せそうで穏やかに見えた
and so was I, not caring a bit about his placement in the end.
だから私も、最終的にはその順位を少しも気にしてはいなかった。
The Japanese skater already has an Olympic medal – and millions of fans worldwide; me among them.
この日本人スケーターはすでにオリンピックメダルを持っている。そして私も含めた世界中に何百万というファンも。
Of course, I’d want him to skate at the Worlds in Japan.
もちろん、日本の世界選手権でスケートする彼を見たい。
But if he doesn’t, if this was really the end, I’d like to say just that:
けれどもし彼が世界選手権に出なくても、もしこれが本当の終わりだとしても、私はただこう言いたい:
thank you, Daisuke Takahashi.You’ve been one of the biggest joys of my life as a figure skating fan.