優しくなくていいから

悲しい顔はしないーでー♪

STARS ON ICE 2015 Japan Tour Tokyo

毎日なんだかんだで大ちゃん情報がありうれしい反面、これもいつまでかなぁと寂しい気持ちにもなります。とりあえず2月にはAOIでスイスに行ってしまうし、長くてもその頃までなのかもしれません。2月後半にスケート教室もあったからそれも話題になるかな?

さてさて、今日は紀伊国屋の2000days発売イベントの話題で持ちきりですが、SOIです。電話掛けたけど携帯のみの私にはつながるはずもなく、皆様のレポを読み漁ってた次第です。うん、でもなんかこういうイベントに行くのは気が引けるというか、そういうところもあるのでいいんですけどね。

2000daysの感想なんかはまた後日。

Stars On Iceは東京の17日土曜日の夜公演と18日の楽公演を2階席から鑑賞。っていうかSOI高いです。

2年前のAOIより断然高い。13,000円払ってもまだ2階席から出られないどころか、前方は2階席の端だけです。

あの時は15,000円で1階席真ん中あたりでしたから、今思えば安かった。

よくよく考えたらこの値段設定にびびって一度もSOIにはいったことありませんでした。まぁもともとはテレビ観戦専門でしたし、フレンズだけは1,2公演見に行ったことはありましたが、こんなに足を運ぶようになったのは去年がラストシーズンだと思ったので悔いが残らないようにという気持ちからでした。(ホントはソチにも行きたかったんですけど、ツアー代金100万で諦めました・・・)

ということで初生SOI、初生パトリック、テサモエは楽しみにしてたんですけど、大阪公演のレポで、レギュラーメンバーと言いながら大ちゃんの出番はさほどないというのは知っていたので、後から買い足そうと思っていた初回公演は結局買い足さずでした。

大ちゃんは、土曜の公演ではCaravan、日曜の公演ではI'm kissing youでちょうど違う演目を見られてよかったです。

どちらも何度も見たプログラムでしたが、広い会場、試合程ではなくとも広いリンクでの演技は少し印象も変わって面白かったかな。

CaravanはXOIでも、かなり余裕のあるプログラムになっていましたが、今回リンクが広くてもその印象は変わることなく、小粋で洒落た感じを時にはカッコよく、時にはおちゃめに表現してましたね。

彼が滑っていくと客席からさざ波のように歓声が移動していくのは面白かったですね。やはり新横のリンクは狭いんだなぁって実感してしまいました。

うすうす気づいてはいましたが、やはり圧倒的な量の大輔ファンだったかなぁとは思います。あれだけ広い会場だし、スケートファンではない方もたくさんいらっしゃいましたけどね。

楽公演はもう客席のスケートファン率が上がったなというのが、前半の反応でわかりました。2階席であってもどの選手の演技にも歓声やスタオベが増えていました。

それでも大ちゃんが出てきたときに、「あぁ、大ちゃんファンだったのか」と思いましたが(笑)

I'm kissing youは、生で見るのは夏のPIW東京公演以来でしたが、ずいぶんと印象が変わっていて、とにかくとても優しい暖かい気持ちが溢れているように感じました。やさしく会話をしているようなそんな感じです。

色気がどうのこうのといわれるプロですが、そういう色気は感じなかったかな。近くで見たら違うのかもしれませんけど。

あのぐらい広い会場で、離れた上のほうの席から見ていると、どうしても傍観者みたいになってしまうのですが、それでも引き込まれたし、もともと前日見たCaravanと違って演技中に歓声というか悲鳴が上がるようなプロではないのだけど、それでも声を出せないようなというか見入ってしまうような空気が会場中に広がりました。

だからこそ、終わった瞬間の歓声のあがり方や拍手が、まるで試合の時のようにはじけるような感じもあって、たくさんのD1SKバナーも揺れていて、私がこの会場で見た唯一の試合であったNHK杯2013のSPを思い出しました。席の方向も同じだったので、余計かな。

私も含めて多くのファンの方が、おそらくこの演技が生で見るものとしては当面の見納めになるのではないかと思っていたでしょうから、もっとじめじめした(苦笑)雰囲気になってしまうかなと予想していたのですが、実際には彼の演技がとても優しく爽やかな空気にあふれていたからでしょうか、こんな未練タラタラの1ファンの私からでさえ、演技後の歓声と拍手は、「行っておいで~」と彼の門出を祝福しているような、これまた暖かいものが溢れていて、彼の四方への挨拶と鳴り止まない拍手は、これもやはり言葉のない会話をしているように見えました。

スケートを見てこういう気持ちになったのは初めてですし、終演後外に出て見た空がとても青く澄んでいて、なんだか『卒業式』ってこういう感じなのかなぁなんて思ったりしていました。自分の卒業式でこんな気分になったことは一度もないですけどね。

ほかのメンバーの感想は?とかその辺りはなんというか、ほとんどの記憶が最後のKissing Youを見た後に溢れてきたいろんな感情でいっぱいになってしまったせいでちょっと今は語れない・・・(汗)

みなさん素敵だったことだけは確かなんですけど。

どうやってもがいても、彼のスケート人生の大きな一区切りがきたことだけは確かなんだなと思います。

この先何があるかはわからないという気持ちは今も変わってませんが、この一区切りの大きさも感じています。でも、昨日のKissing Youを遠くからであれ生で見られたことはよかったと心から思っています。