西日本選手権に行ってきたよ２

さて、男子フリーの日です。

前日の深夜にツイッターを見ていて、シニア男子の朝の公式練習が公開されることに気付く💧

実家から会場までは電車だけでも30分はかかる。駅までは車で送ってもらわないと行けないし…

とはいえ、試合の公式練習が見られるチャンスなんてもうないかもしれないし、ということで、最終グループの練習開始予定は9:50からなのでそこを目指して行くことを決める。 

なんとか起きてノーメイク、マスクと帽子で会場に向かう。観客席は7-8割ぐらいは埋まってた。

朝から観客の熱気に包まれながらの練習開始。大ちゃんホントにジャンプの調子いいし、ジャンプしか練習してない…その中でも3Aをかなりの本数跳んでた。そして失敗することはほとんどなし。

曲かけは時間がないということで、全員2分ちょっと。盛り上がるところで終わるから微妙。

龍樹くんは曲かけ前にリンクアウト。やはり調子が悪いのかな？？

友野くんのステップのところ、ご本人はちゃんとやるつもりだったか謎だけど、観客から手拍子起きちゃったからしっかりと見せてくれた。ありがとう😊

大ちゃんは、スタート位置には着いたけど、そのまま演技は始めず、流してから3Aから確認。なんかホント戦うモードなのね。

いくつかのジャンプだけを確認してました。みんなでご挨拶してリンクを降りるのも可愛いかったな。

さてさて、夜になると男子フリーが始まりました。フリーはSPの成績順でグループ分けされてるので、前半グループから緊張感高い。全日本の出場権を取るために精一杯の演技が続きます。

最終グループは、私でも名前を知っている選手ばかりなのですが、6分練習は緊張感が目に見えるようで、ある意味全日本みたいでした。大ちゃんという刺激が彼らにとても良い影響をもたらしてるんだな。

優くんは近畿も西日本SPもジャンプがとても安定していたので、頑張ってることがよく分かった。フリーはミスが続いてしまったけれど、この先が楽しみ。

友野くん。冒頭の4Sは決めてきた。2本目は失敗。他のジャンプは決めていたけど、着氷堪えるものが多かった。ステップはキレキレ。歓声が上がる。

大ちゃんはリンクサイドに出てきて見ていたので、演技が終わると拍手しているのが見えた。

この辺で私の緊張感も上がる。

友野くんはジャンプが抜けたわけではないので、どのくらいの点がでるかなと思ったら、149点ぐらい。

SPではほとんど差がなかったので、去年までより1本ジャンプが減ってるし、近畿から1ヶ月で大ちゃんが149点出すのは難しいのかよく分からんと思ったり。

そして、最終滑走の演技が始まる。1本目3F、着氷が乱れてコンビネーションに出来ず。2本目、ここで3A-3Tのコンビネーションに！つぎの3Sも問題なく決まる。

この辺で見てる方も緊張感が解けてきた。これは後半のアクセルもコンビネーションにする気なのかしら？と思いながら。

この予想ははずれ、後半のアクセルは単発で決まる！3Lzからのコンビネーション、2Tの後に2Loが付けられず…脚にキテるっぽい。大丈夫かな。

緊張のスパイラルからの3Loも決まる。でも辛そう。そして最後の3Fに2Tを付けてコンビネーションに！（ヘロヘロだけどw）

コレオステップ、バランスを崩す箇所があり、ヒヤッとするも立て直し、最後のスピンへ。

やはり脚がキツそう。

本人もフィニッシュの後かなりキツそうな顔をして、顔に手をあてた。

スタオベして、お隣の方に興奮気味に「ジャンプって全部跳びました？」と聞くと、「跳んだ跳んだ、コンビネーションも三本跳んだよ！」と教えてもらい少し安心。

後半のジャンプは3A以外は大きな加点が付くような出来ではなかったけど、全日本は確実。でも果たしてどんな点が出るのか？友野くんより上にくるのか？

なにか声が聞こえて下のリンクサイドを見ると、ショートサイドに居たカメラマンさん達がキスクラを撮ろうと、ロングサイドの規制線辺りに群がっていて、スタッフさんが押しあわないように注意していた。

「161.xx」とアナウンスされると会場は大興奮。えっ！優勝？？凄い、PCSも上がってる！TESもまぁまぁ出てる！泣

あまり優勝🥇とか考えていなかったけど、やはり評価されれば嬉しい。

すぐに表彰式。20:30近くになっていて、翌日は平日の為、この時点でも多くの人が席を立つ。新幹線の時間もあるから仕方ない。

私はしっかり翌日は有給取ってたので、心置きなく楽しめる。

ちょうど私の座席の前あたりに置いてあった表彰台。とっても小さくてボロい(^-^;

あんなのにスケート靴で乗ったら、コケるんじゃないかと心配してたら、案の定のぼってすぐふらついて、客席からも声が…やはりみんな心配してた💦

連盟の伊東さん（ソチの代表発表の時、派遣選手を読み上げた方）から表彰してもらってる大輔さんを見ながら（後姿だったけど）感無量。

表彰台を降りて、カメラマンさん達の方を向いて3人の撮影会。

女子の表彰があるのて、周回もなくサクッと終わり、はけていく大ちゃん。

嬉しそうだけど、恥ずかしそうなはにかんだ笑顔がなんとも言えませんでした。

記念にプログラムも買いました。

大ちゃんの復帰で仕事が増えてしまったスタッフさん達に少しでも還元できますように。