billboard classics「FUMIYA FUJII PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2014」@東京文化会館 2014/4/30
今回は初日、さらにフルオーケストラということで、見る側まで緊張。
アレンジも違う、楽器の種類も人数も違う、普段歌い慣れてる曲だからこそ、音程やテンポもとりにくいだろうし、大丈夫かなと思う反面、日記で本人もかなり心配してたので、それなりの準備はするだろうし、ある程度のレベルには纏めてくるだろうとも思っていた。
ステージに出てきた時から、緊張を隠さないので、客席から笑いが。
出てきただけでなぜだか笑われる51歳。なかなか貴重。
一曲目。TRUE LOVEは何気に入りの音が出しにくいし、盛り上がりがなく、空白の多い曲なので難しい。プラス緊張感が半端なく、手に汗握った。本人もすごくオケの音を気にして、ビクビクしてるようにも感じる。
二曲目以降は、曲調的にオリジナルからの解離度が少ないのもあり、だいぶ良くなる。
鎮守の里は、オリジナルは雅楽ベースだが、かなり近い音で演奏されていて、どの楽器がどの音を出してるのだろうと感心した。この曲は大丈夫そうと気を抜いたら、2番か3番の入りで思いっきり間違え、こちらが笑いを堪えるのに必死。こういうとこはさすが、さらっと修正して、何事もなかったかのように終える。
この後は本人もかなりリラックスしたようで、フルオケで歌えることを楽しみ出したように感じた。
着替えてからの後半は、過緊張はなくなったようで、より良くなった。クルクル回ったり踊り出したりして、かわいさアピール(^^)←違う?
指揮者の山下さんがとても良い方のようで、藤井さんのMCの話し相手もして下さったので、それも緊張を解いた要因かも。
さすがに声はよく出てる方だったし、初日の割にはよかったけれど、このライブはもう少しこのアレンジやオケの音に慣れて、無意識に一体化できたら、かなり良くなりそう!声の調子もどんどん上がるだろうし。
指揮者の山下さんとのMCで、オーケストラは人数が多く、1番後ろのパーカッションとは距離があるので、かなり早めに叩かなきゃいけないというような話をしていて、そういうものなんだ、、と勉強になった。ということは、いろんな位置から発せられる音を一つにまとめてその先の客席に届けるっていうのは、想像以上に奥の深いものなのだというのを少しだけ知ることができた。
翌日、朝のワイドショーで取り上げられてたのを見て、顔が締まってるし、近年稀に見る格好良さだったかも!とウキウキ。遠ーい席で、顔は見えなかったから。
いろいろと、やればできる子なのよ。
やっぱり緊張感て大事ね。と一ヶ月前のFブラライブと比べながら、実感。ま、全然歌う曲のタイプも違うから仕方ないのもあるけど。
今回は観客もどうしたら良いかわからずという面もあり、それも含めて面白かった。
もう一公演どこかでその進化を見たいけど、ツアー日程的に難しいなぁ。